新婦人西支部「平和教室」子どもたちに伝えたい平和を!
新婦人西支部では、「戦争のない平和な世界をつくりましょう」と、毎年 「夏休み平和教室」を学童の子どもたちといっしょに行なっています。
今日は、庄内学童で開かれ、青木ともこ市議といっしょに参加しました。
最初に、「シロとたけし」というDVDを鑑賞しました。
「シロとたけし」のお話は・・・・。
戦争中、「犬を飼うのは贅沢」 「防寒用の毛皮確保」のために犬の供出が強制されたときのお話しです。
たけしが可愛がっていたシロは、とてもかしこい犬で、供出に抵抗して、猛然と兵隊に立ち向かい、こん棒で殴り殺されてしまいました。全国で10万頭もの犬が、こんな悲しい状況に追いやられたとてもつらい悲劇の実話です。
学童の子どもたちは、声もたてず真剣に見入っていました。私も初めて見たのではないのに、やっぱり泣けてきました。
庄内学区にお住いの90歳の女性から、東京大空襲の体験者として、当時の様子を語って頂きました。彼女は、「当時17歳だった、B29と言う飛行機からすごい数の爆弾が落とされ、燃え盛る炎の中を逃げ回り、働いていた仲間たちとお互いの火の粉を振り払ったが、あまりにも熱くて惣兵衛川のような川に飛び込み、朝まで過ごした。川はどろどろでどぶのようだった。そして道路にはいっぱい死体がころがっていて、踏まないように通り抜けた。あんな戦争は絶対におこしてはならない」と、真剣に話してくれました。
学童の子どもたちは、身じろぎもせず真剣に聞いていました。そして「死体はどんな感じですか」と質問が寄せられ、「やけどでひどい状態で、マネキン人形のようだった。ゲームではないから戦争で死んだらもう2度と生きて戻らないのよ」と答えていました。
忘れることのできない戦争体験です。
新婦人からは「せんそうしない」 「へいわってすてきだね」の朗読がおこなわれ、最後には、子どもたちや参加者一同で、もう一度、2つの詩の朗読をおこないました。
今日の催しを行ってくれた新婦人の皆さんに感謝です!ありがとう!
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