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2017年11月14日 (火)

愛知県心身障害者コロニーを視察しました

 11月10日午後、春日井市にある愛知県心身障害者コロニーを視察しました。

 コロニーは、昭和43年に開所して以来、こばと学園、はるひ台学園など重症心身障害者(重心)の入所施設として、県内全域から障害のある人を受け入れてきました。そして中央病院、春日台職業訓練校、春日台特別支援学校や発達障害研究所などを備えた複合施設で、障害児や障害者の方の生活と健康を守る施設です。

  コロニー内の入所施設では入所者本人の高齢化や障害の重度化が進み、入所期間が長期化するとともに、地域での生活を支援するご家族の高齢化という問題に直面していました。その間、国の障害者基本計画や障害者自立支援法などにより、障害者福祉のあり方は、「施設福祉」から「地域福祉」へと大きく変化しました。

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 安藤総長さんらから説明を受けました

 
医療療育総合センター(仮称)として再編

 平成19年3月、「愛知県心身障害者コロニー再編計画」が策定され、心身障害者コロニーを、地域で生活する障害のある人たちを支援するための拠点となる「医療療育総合センター(仮称)」として再編が進められています。

 現在は、建て替え工事の最中ですが、重心のこばと学園は、こばと棟として生まれ変わり、明るい雰囲気でした。

 新しくなる中央病院は、来年度完成を目指して工事中でしたが、新病院と一体となるリハビリセンター棟はすでに完成しており、こばと棟とも続いていて、明るく機能も充実した施設でした。

 中央病院では、障害を持った方々の専門病院として、一般の病院では難しい診断や治療が行われていますが、医療設備も非常に整っていると思いました。

 さらに新病院では、現在大府にある、あいち小児保健医療総合センターで行っている心療科の外来、入院とも移転してくるということです。

 また福祉型障害児入所施設のはるひ台学園もありますが、そこでは知的障害のある3歳から18歳までの子どもさんが、生活支援を受けています。 

 国の政策では障害者をそれぞれの地域へ戻す、ということがされています。障害者本人も、家族と一緒に生活したいと願っている方も多いと思いますが、家庭や地域の病院では重度の障害者の生活や治療には対応しきれないという問題もあります。

 入所の方も入院の方も呼吸器をつけている方が多く、体位交換が必要な人もいます。重複障害の方は食事、お風呂の介助など、介助者の知識、人手、体力が必要です。お風呂は2人がかり、場合によっては3人で行うということでした。ただ機械的に地域へ戻すのではなく、本人や周りの方が、いかに安心して健康に暮らせるかということを考え、手だてをしていくことが重要だと思います。 

 こばと棟の新しい施設では、お風呂はミストが出るドーム状で、お湯に保湿剤なども入っているようで、カサカサにならなくなってよかった、ということでした。また、車いすやベッドごと移動する方も多く、建物の天井を木目上にしたり、照明も間接照明にしてまぶしくないようになど快適に利用できる工夫が随所に見られました。

 また、医師、看護師、保育士さんなどが、子どもたちに寄り添ってかいがいしく医療や看護、保育をしている様子でとても感心しました。

 一人ひとり、障害の程度も違います。何よりも大切なのは、マンパワーだとつくづく思いました。新しい病院や施設では、これまで以上に人員の配置を確保していただくことが必要です。

 大変お忙しいなか、県議団の視察には、心身障害者コロニーの安藤総長さんはじめ、中央病院長さん、看護部長さんなどが対応してくださいました。

 これからも、障害を抱えながら、一生懸命生きている人たちの願いに応えられるよう頑張りたいと決意しています。

 

 

 

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