« 非核平和行政推進を  愛知の平和団体が県に要望 | トップページ | リニア「名城非常口」で祈願式 リニアを問う愛知市民ネットと抗議宣伝 »

2016年11月 7日 (月)

こんなに美しく自然豊かな村にリニア?アルプスに穴をあけるな!

11月5日(土)、北西地区役員学習会で、南アルプス貫くリニア計画の実態調査をと、16名が長野県大鹿村を訪れました。

松川インターを降りてから、大鹿村に入りました。真っ青な空の下、冠雪をいただく山脈を遠方に、小渋湖の美しさに目を奪われながらのドライブ。延々と続く曲がりくねった道は細く、トンネルもとても狭い。もしリニアの工事が始まったら、こんなところをダンプが走れるのか、すれ違うことができるのだろうか、到底リニアは無理!!と確信しました。

大鹿村では、中央構造線博物館に入り、館長さんから大鹿村・南アルプス1万分の1地形地質模型をもとに説明を受けました。長野県にも活断層が何本も走っており、リニア新幹線で南アルプスに穴をあけて大丈夫なのか?と、ますます疑問が湧いてきました。

次に、大鹿村議会でリニアに反対した3人の議員のうち、河本明代議員と、北島千良穂議員(共産党)の2人から説明を受け懇談しました。(10月21日村議会は4:3でリニアに賛成)。

説明を受け分かったことは、大鹿村リニア工事では、一日最大1736台のダンプが残土運搬などで走行する。そのため県が25億円も負担して県道を改修し、トンネルも拡幅する。村内には8つの残土仮置き場をつくるが、残土には重金属の心配もある。それを積んだダンプが、保育所前や高齢者の多い集落を通る。トンネル湧水で水源が枯渇する。・・・・・・住民は次々と不安の声をあげているのにJR東海はきちんと説明をしないということです。

私は、お2人の議員から説明を受けて、こんな素敵な大鹿村にリニアを通させたくないと心から思いました。賛成した村議のなかには、「10年以上要望してきた県道の改修に期待したい。工事費用の内25億円を県が負担することから、県の本気度が分かる」と述べたそうですが、私は、リニアとは関係なく、従前からある住民の願いを受けとめ、県道の改修は県が責任をもってやるべきことだと考えます。この点では、愛知県でもリニアの関連工事をする場合、県としての財政出動もありうるのではないか。厳しくチェックが求められます。

また、JRが住民への説明をしないというのは、どこでも言われており、まったく無責任だと改めて思いました。

現地調査では、建設残土の仮置き場となるところへ。前は田んぼだったそうです。また、11月2日付の中日新聞に、地元大鹿村観光に影の表題で、「村内の宿泊施設に川魚を提供する養殖場が立ち退きを迫られ来年にも閉鎖」と掲載されたところも見ましたが、ひっそりとしていました。

次に、山合の残土置き場予定地では、JR東海が沢にわざわざ橋をかけて、工事車両を通すという場所を観ました。きれいな水が流れ、美しく神秘的な場所ですが、周辺の伐採予定の木々には赤い紐が幹にくくりつけられており、自然破壊の象徴だと思いました。

Dscf7360            除山非常口や残土置き場周辺で
Dscf7363                      JRは川(後方)にわざわざ橋を架け工事車両を通す予定

どこを見ても美しい自然豊かな景色に心が洗われる大鹿村です。大鹿村内にはリニアが13km走行するが、地上に出るのは橋梁部分の200mだけということです。美しい山々に囲まれ、きれいな川の水が流れている小渋川にリニアの橋梁がかかるのかと、想像するのが辛くなりました。村落では、子どもも大人もおじいちゃん、おばあちゃん、牛やペットものんびり暮らしています。南アルプスに穴をあけてトンネルを掘るなんて絶対止めてほしい!と、叫びたかった。

Dscf7315

2人の議員は、「私たちの周りからは、リニア推進を求める声は聞こえてこない」と言われたように、住民の多くは、できることなら自然を壊したくない。リニアはいらないと思われているのではないでしょうか。そんなことを感じた昨日の視察でした。

河本明代議員と北島千良穂議員には、本当にありがとうございました。これからもご一緒にがんばりましょう!!

 

« 非核平和行政推進を  愛知の平和団体が県に要望 | トップページ | リニア「名城非常口」で祈願式 リニアを問う愛知市民ネットと抗議宣伝 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事