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2016年11月

2016年11月25日 (金)

暮らしと福祉を重点に予算編成を! 県知事に来年度予算要望書を提出

日本共産党愛知県議団は本日、来年度予算編成に向けた重点11項目、詳細要求104項目に及ぶ予算要望書を大村知事に提出しました。

応対してくださったのは総務部次長でした。昨年もこの時期に予算要望をおこないましたが、昨年は写真を撮れませんでしたが今年は写真はOKでした。

私からは「 安倍自公政権のもとで、消費税の増税と実質賃金は低下、個人消費はなかなかあがらず、さらに社会保障の大改悪をすすめる医療・介護総合確保法の実施などにより、県民の暮らしは厳しさを増している。また、国は「駆けつけ警護」も可能とする自衛隊を南スーダンに派遣することを閣議決定、軍拡予算、軍学共同の推進など、「戦争する国造り」が進んでいます。

こんななかで、愛知県民の暮らしを具体的に見ると、国民健康保険料の滞納世帯は14万余世帯と13.7%にも及びます。子どもの就学援助受給は6万人で、受給率は7.9%、生活保護受給数は8万人など深刻な事態です。子どもの貧困は6人に1人が貧困状態にあるといわれています。

そんななかで、愛知県が、住民の暮らしと健康、福祉を守るという地方自治体としての役割を果たすために、国の悪政から住民生活と地方自治を守る「防波堤」の役割をしっかりと果たして頂きたいと述べ具体的な要望事項について、とりわけ強調したいものを訴えました。

〇介護労働者問題では、賃金は他の労働者と比べ平均9から10万円低いので大幅に引き上げを。夜勤は1人で20床を受け持ち、夕方5時から翌朝11時までのまさに長時間労働となっており早期に改善を。

〇軽度・中等度の難聴児への補聴器購入助成については、30~50デシベルが聞こえない難聴児に助成がないのは、神奈川・愛知・大阪府のみ、県内でも独自で助成が増えている。県でも実施を。

〇子どもの貧困では「こども食堂」「無料塾」など子どもの居場所確保を。現在こども食堂は19市33か所、無料塾は40市町

〇小学校・中学校の35人以下学級を早期に実現をでは、県は2004年度に小1、2008年度に小2、2009年度に中1の35人学級を実施。それ以降拡充していない。

とくに知的障害児の特別支援学校の空調が遅れている。馳文科大臣も視察。ぜひ予算措置を図ってほしい。

〇県営住宅の修繕費は、ここ数年わずかですが上がってきたが空き家修繕やベランダや手すりなどの修繕が進んでいない。修繕費の倍化を要望。

〇リニア中央新幹線は、3兆円の財政投資が行われることになり公共事業と言えるが、エネルギー浪費、環境破壊、健康被害などが指摘、中止を求める。

発生残土が、瀬戸市に集中すれば、沿線の環境は大変に、環境影響評価、工事前の物件調査を求めた。

〇南スーダンPKOへの「駆けつけ警護」をもりこんだ閣議決定の撤回と、安保法制の廃止、集団的自衛権容認の閣議決定の撤回を政府に求めてほしい。

〇被爆者の平均年齢が80歳を超えています。被爆者が国際社会に訴える「ヒバクシャ国際署名」に知事が応じていただくことを求めます。

私からは、以上について求めました。下奥議員からも県内高校生・大学生に対する給付制奨学金制度、ブラック企業規制条例の策定、地域巡回バスへの市町村への支援をと要望しました。

総務次長は、私たちの要望を頷きながら聞いていました。「県は予算編成をやっている時なので、要望に掲げられているものもあると思うが、予算編成の参考にしますが、ただ順序があるから・・・」と答えながらも、学校のトイレの洋式化については「子どもたちは家庭でも洋式しか知らないからなあ・・」と共感されていました。

その後、午後から記者会見を行い、予算要望の内容について報告しました。

愛知県政が県民のための県政となるように、これからも皆さんと共に頑張ります。

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                           要望書提出後の記者発表で

 

 

 

 

2016年11月22日 (火)

革新県政の会 愛知県に予算要望 

 11月18日、革新県政の会は愛知県来年度予算について県部局に要請行動を行いました。要請は重点要望として、全部で203項目にまとめられ、そのうち県営住宅、リニア、アジア競技大会などについて意見交換しました。14団体・地域から21人が参加。私たち2人の県議も同席しました。

 県営住宅について参加者から、「県営住宅に住みたい高齢者が増えている。空き部屋を修繕し解消することは緊急の課題だ」と訴えました。経年劣化が激しいことから大至急改修・改善し、空き部屋を解消するよう求めました。建設部担当者は「予算は年々増えており、引き続き確保に努め、修繕を図りたい」と答えました。

  リニア新幹線については
、「春日井リニアを問う会」の川本正彦さんは、「3兆円もの財政投融資が始まり、県としても責任を持つべきだ。人口減少で利用者は減るなど、JR東海社長も経済効果を期待していない。具体的に経済効果を示してほしい」と迫りました。振興部担当者は答えられませんでした。

 2026年に愛知県で開催が決定したアジア競技大会について、振興部担当者は「質素、簡素、機能的、合理的に運営するよう努めたい」と述べました。

 榑松(くれまつ)佐一・県政の会代表は、「大村秀章県知事の会見では企業と一体となり、質素とはかけ離れた内容だった。スポーツ振興のあるべき姿にし、大会後も引き続き施設を利用していくことなど、県民の意見を取り入れたものにしてほしい」と求めました。

 このほか、中小零細企業支援、働くルールの確立、県独自の給付制奨学金の創設、少人数学級の早期実現など求めました。

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2016年11月21日 (月)

52項目の要求掲げ、政府交渉に行ってきました。

日本共産党愛知県委員会は16、17日の両日、来年度政府予算に関わる52項目の要望を持って政府交渉しました。

私も、下奥県議とともに、地方議員、すやま初美党県若者雇用対策部長、衆院小選挙区予定候補、リニア建設に関係する地元住民団体のみなさんら18人と一緒に参加しました。

本村伸子、島津幸広両衆院議員、井上哲士、武田良介両参院議員に同席していただきました。

 安保法(戦争法)では、「駆けつけ警護」などの閣議決定撤回や愛知の軍事拠点化と軍学共同の動きを中止するよう要請しました。

防衛省は、「訓練や部隊間交流について地元への周知が不十分であった」と認め、「今後、周辺自治体や、町内会への連絡について検討し回答する」と答えました。

 リニア問題では、認可取り消しや残土運搬で住環境を悪化させないよう要求し、JRが名古屋駅や非常口の工事、用地交渉などを強引に進めている実態を追及しました。

私も、「JRの説明会はとても住民の理解と納得を得るものではない、通り一遍の説明に参加者は納得していない」と実態を述べ、指導を求めました。

国交省は、「目に余るものについては、必要な対応をする」と述べ、認可した国の責任として、改善を促す行政指導を行うとしました。

 駅の転落防止対策について、参加者が「新幹線の豊橋駅にはホームドアがないので設置を」と要求。国交省担当者は「まず、のぞみ停車駅を最優先」と答弁。視覚障害者団体が要求している危険な駅を最優先にし、早期の設置を求めました。

私も、西区でいじめによる自殺で、地下鉄に飛び込んだ中学生について訴え、「命を最優先にしてホームドアを設置をすすめてほしい」と要望しました。

 厚労省との交渉では、最低賃金引き上げのために不可欠な中小企業支援について、「社会保険料の減免は制度上なじまない」と答えたため、「だからこそ国が直接支援すべきである」と要求しました。

 介護関連では、サービス切り捨て・負担増の方針を撤回しない態度に終始したため、愛知県社保協のアンケートや名古屋市の調査など切実な実態を示し、社会保障制度の見直しを強く求めました。

私からも、西区で介護事業所に行なったアンケート結果について述べ、「要支援1・2の軽度者への介護給付外しはやめるべき」と強く訴えました。

 子どもの貧困対策では、教育費の抜本的増大など、子どもの発達を保障できる環境整備などを要望。文科省担当者は「スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの正規化や大幅増員のために予算を確保し、子ども食堂などに活用できる基金を設立した」と答えました。

安心して暮らせる住宅問題では、愛知の県営住宅が修繕費用が少なく、空き家改修さえできず、入りたくても入れない実態を訴えました。担当者は、「県営住宅の修繕は特別会計で行われているが、そこに一般会計予算を投入することは可能」と回答しましたが、当然ですよね。これからも県に求めます。

その他、最低賃金に関わる問題、長時間労働規制、給付制奨学金制度に関わる要請など2日間におよぶ政府交渉は多岐に及びました。今後の議会活動に生かしたいと思います。

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2016年11月17日 (木)

愛知県高校学校教職員組合と懇談 

11月11日は愛知県高等学校教職員組合とも、12月議会に提出される請願について懇談しました。

少人数学級を小中高の全ての学年で早急に実施してほしい。教育費の保護者負担を軽減してほしい。障害児教育を充実させてほしい。空調設備を県の責任で設置してほしい。など子どもたちの学習や発達を保障するためには本当に必要なことばかりです。

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 少人数学級は愛知県は5年前に、国の基準以上(小学1年、2年、中学1年は35人学級)にしましたが、その後全く進んでいません。その間に全国的には少人数学級化は進み、小中の全学年で実施しているところも珍しくはありません。愛知県は遅れてしまいました。

 給食も、義務教育の一貫です。給食費を父母負担ではなく、公的に保障するべきです。物価の変動などで父母負担を増やしたり、質を下げたりするのではなく、豊かな食生活を子どもたちに提供することを求めます。

 高校では授業料の「無償化」の復活を求めています。外国人が増えている現状ですが、「申請」しないと高等学校等就学支援制度が受けられないため、言葉や制度がわからず申請できずに、家計が困窮しているにも関わらず授業料を払っている家庭があるのが実態ということでした。

「無償化」になれば、制度の隙間からこぼれ落ち、負担を強いられることもなくなります。(県に尋ねたところ、解説書は過去には5~6カ国語に翻訳されたものがありましたが、現在は英語のみとなっている。外国語が喋れる巡回相談員(非常勤職員)が対応しているということです。)

 また、授業料以外でも費用がかかります。修学旅行や卒業アルバムの積み立てが払えず、修学旅行にも行けない生徒もいます。すべての子ども達が平等に教育を受けることができるよう公的な責任が求められます。

 そのほか、「給付制奨学金制度」がないことや、臭い・汚い・暗い3kのトイレの問題など、子ども達が快適に安心して学習できていない現状がよくわかりました。

 議会でも問題提起し、教育環境を改善するために頑張っていきたいと思います

「介護の日」の11月11日 愛知県医療介護福祉労働組合連合と懇談

11月11日は「介護の日」です。愛知県医労連は介護制度の充実と介護職員の処遇改善を求め、記者会見を行ない、共産党県議団と懇談をしました

20161111_14_55_28          医労連のみなさんから請願書を受け取りました。


 まず、「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める請願書」、 「介護労働者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める請願書」を受け取りました。

 懇談の中では現場の職員の切実な声を聞くことができました。

 介護現場では、夕方5時から翌朝11時までの16時間にも及ぶ長時間夜勤をワンフロアー(20人)を一人で
行なっていおり、休憩どころか一時も気が抜けない状態で働いています。また、無資格者でも一人夜勤に組み込まれていることもあります。一人に対応しているうちに他の人から呼ばれる、何かあったら他の対応が全くできなくなるような状況であり、事故はいつでもどこでも起こりうる状況で、複数勤務を求めています。

 そして、交代勤務で、休日は一日中寝ています。体調を整えるだけで過ぎてしまいます。収入も低すぎで、全産業の平均賃金より、月額9~10万円も低くあります。離職率が高く、常に人手不足の状態です。募集をかけても集まらないのが実態の中、国は外国人実習生にその分を担わせようとしていますが、そもそも実習と人材確保は根本的に性質が違います。言葉や文化の違いなど、職員不足の中で教育するのも困難です。

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 私からも、この9月議会で出された、高齢者をサポーターとして使う議案には反対をしたことを報告しました。「介護従事者の離職を減らすためには、働きやすい環境を作ることが不可欠。愛知県はお金がないわけではなく、使い道が間違っている。それをしっかりとただしていきたい」と話しました。

 人材不足、低賃金、長時間重労働では、安心安全の介護はできません。職員の方の声、利用者さんの声を聞き、よりよい介護制度になるよう、請願採択に向けて頑張ります。

2016年11月13日 (日)

来るべき総選挙にむけ、愛知1区キャラバン始動

 1月にも総選挙の可能性がまだまだ消えていませんが、愛知1区では大野ひろみつ予定候補先頭に東・北・西・中区内で、「まちかで演説会」を行なう第2次キャラバンがスタートしました。

 初日の10日(木)は、児玉学区・稲生学区・上名古屋学区で行ない、私は上名古屋学区のまちかど演説会に参加しました。

 大野ひろみつ(衆院愛知1区予定候補)は、この日にアメリカ大統領にトランプ氏が決まったことを受けて、トランプ氏がTPPから撤退すると表明しているにも関わらず、日本の国会で拙速に強行採決することに抗議しました。

 また、国保や年金・医療などの社会保障、憲法、沖縄など安倍政権の数々の暴挙に対して、「ご一緒に政治を変えてきましょう」と呼びかけました。

通りがかった人たちが「がんばってください」など手を振ってこたえてくださいました。

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2016年11月10日 (木)

リニア名古屋駅新設の工事説明会 JR東海は通り一遍の回答

JR東海は8日(火)、中央新幹線名古屋駅の新駅工事を開始するための工事説明会を開催しました。

私も 「リニアを考える西区の会」の皆さんと一緒に参加しました。

JRは 「今回の工事はJR敷地内のエリアにおいて東海道新幹線と在来線を借り受けするための工事で、工期は3年を予定している」と説明しています。

会場からは、工事車両の台数、騒音や粉じんなど環境を懸念する声や、資材置き場の安全性、陥没の心配があふれましたが、JRは「十分配慮してすすめる」 「環境悪化はない」と。

また、福岡市博多区の地下鉄工事現場で起きた陥没事故を取り上げ、「名古屋駅も地下水の事故が起きたことがある、リニアでも同じような事故が心配」と言う声には、「リニアは工法が違う、堅固な壁をつくるから安全です」と通り一遍の回答に終始しました。

会場にいた人たちは、JRの説明にとても理解と納得はされていないと思いました。

そんなリニア新幹線のために3兆円もの財政を投入するのは問題です。

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みんなの力で よりよい小学校給食を! 新婦人西支部

8日(火)、西区の山田小学校など5校で新たに民間委託されることが決められた問題で、新日本婦人の会西支部が学習会を開き、私も青木市議と一緒に参加しました。

なごやの学校給食をよりよくする会の笹原氏が講演し、参加者で懇談を行いました。

市教育委員会は、「調理をする人が変わるだけで、何も変わらない」と言っていますが、本当にそうでしょうか。

名古屋市の給食調理員は、子どもたちにおいしい給食を届けたい!と、栄養バランスの取れた安全な給食をと日々努力しています。季節や食材に応じて調理を工夫。汗をかく夏には塩分を増やし、濃い味の多くなる冬には塩分を控えます。野菜の切り方も子どもたちの食欲が増すよう、ニンジンなどを花や星の形にするなど楽しいものにしています。アレルギー対応にも細心の注意を払い、きめ細かい対応をしています。安全・安心にこだわったおいしい給食で、子どもたちに本物の味を届けたい、と学校給食はつくられています。

給食の民間委託は子どもたちの食育に係る重大な問題であり、拙速にすすめるべきではありません。すでに今年4月から民間委託された3校の小学校では、給食への異物混入、給食を焦がすなど調理不備、衛生検査での異常値の検出など問題が噴出です。

全国でも委託したところで、調理員が集められないので4月は給食が実施できず、寄せ集めて5月から実施されました。浜松では、委託期間が終わり、公務員の調理員が調理室に入ったら、掃除が全くなされていなくて、調理どころではなかったと伺いました。

にもかかわらず、このまま委託を拡大するなら安全安心で美味しい名古屋市の学校給食は大きく後退させられてしまいます。

そこで、「小学校給食調理業務の民間委託撤回を求める請願署名」を緊急に広げようと、そのためにも、山田小学校の保護者や関係者にも緊急ビラを届けようと確認しました。

私も中学校給食を実現させるとき、「小学校のように、自校方式で」をモットーに進めるよう皆さんんと共に力を尽くしてきましたが、その小学校の給食が民営化されることにとても危機感を覚えます。

学校給食は教育の一貫であり、どの子も安心して給食を受けることができます。それは憲法26条の教育の機会均等でも保障されています。ともにがんばりましょう!!

2016年11月 7日 (月)

リニア「名城非常口」で祈願式 リニアを問う愛知市民ネットと抗議宣伝

本日、リニア「名城非常口」の安全祈願式が行われました。

名城非常口の工事は、県内で行われる初めての本格的な土木工事です。

私は、大野ひろみつ衆院愛知1区予定候補、党市議団と一緒に、リニアを問う愛知市民ネットのみなさんと一緒に市役所・県庁前にて昼休みの抗議の宣伝行動に参加しました。

非常口の直径は40m、深さ90m、工期は19年9月30日まで3年間も続きます。工事の発生土は120万立方メートル、建設汚泥は34万立方メートルにも及びます。

この掘削度の搬出先は明らかにされていませんが、瀬戸市のグランドキャニオンと呼ばれるケイ素の採土場といわれています。

搬出が本格化する18年度には、ピーク月で一日平均約200台のダンプカーが出入りする見込みです。

沿線住民への環境破壊など影響は計り知れないし、そもそもリニアは問題が山積しています。 財政的にも、JR東海は9兆円すべてを自前で賄うと言っていたのに、国は、3分の1の3兆円を財政投資するとしています。

リニアについて国民の合意もないまま、十分な議論もないまま、沿線住民への説明も全く不十分なまま、進めるのは理解も納得も得られません。

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こんなに美しく自然豊かな村にリニア?アルプスに穴をあけるな!

11月5日(土)、北西地区役員学習会で、南アルプス貫くリニア計画の実態調査をと、16名が長野県大鹿村を訪れました。

松川インターを降りてから、大鹿村に入りました。真っ青な空の下、冠雪をいただく山脈を遠方に、小渋湖の美しさに目を奪われながらのドライブ。延々と続く曲がりくねった道は細く、トンネルもとても狭い。もしリニアの工事が始まったら、こんなところをダンプが走れるのか、すれ違うことができるのだろうか、到底リニアは無理!!と確信しました。

大鹿村では、中央構造線博物館に入り、館長さんから大鹿村・南アルプス1万分の1地形地質模型をもとに説明を受けました。長野県にも活断層が何本も走っており、リニア新幹線で南アルプスに穴をあけて大丈夫なのか?と、ますます疑問が湧いてきました。

次に、大鹿村議会でリニアに反対した3人の議員のうち、河本明代議員と、北島千良穂議員(共産党)の2人から説明を受け懇談しました。(10月21日村議会は4:3でリニアに賛成)。

説明を受け分かったことは、大鹿村リニア工事では、一日最大1736台のダンプが残土運搬などで走行する。そのため県が25億円も負担して県道を改修し、トンネルも拡幅する。村内には8つの残土仮置き場をつくるが、残土には重金属の心配もある。それを積んだダンプが、保育所前や高齢者の多い集落を通る。トンネル湧水で水源が枯渇する。・・・・・・住民は次々と不安の声をあげているのにJR東海はきちんと説明をしないということです。

私は、お2人の議員から説明を受けて、こんな素敵な大鹿村にリニアを通させたくないと心から思いました。賛成した村議のなかには、「10年以上要望してきた県道の改修に期待したい。工事費用の内25億円を県が負担することから、県の本気度が分かる」と述べたそうですが、私は、リニアとは関係なく、従前からある住民の願いを受けとめ、県道の改修は県が責任をもってやるべきことだと考えます。この点では、愛知県でもリニアの関連工事をする場合、県としての財政出動もありうるのではないか。厳しくチェックが求められます。

また、JRが住民への説明をしないというのは、どこでも言われており、まったく無責任だと改めて思いました。

現地調査では、建設残土の仮置き場となるところへ。前は田んぼだったそうです。また、11月2日付の中日新聞に、地元大鹿村観光に影の表題で、「村内の宿泊施設に川魚を提供する養殖場が立ち退きを迫られ来年にも閉鎖」と掲載されたところも見ましたが、ひっそりとしていました。

次に、山合の残土置き場予定地では、JR東海が沢にわざわざ橋をかけて、工事車両を通すという場所を観ました。きれいな水が流れ、美しく神秘的な場所ですが、周辺の伐採予定の木々には赤い紐が幹にくくりつけられており、自然破壊の象徴だと思いました。

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どこを見ても美しい自然豊かな景色に心が洗われる大鹿村です。大鹿村内にはリニアが13km走行するが、地上に出るのは橋梁部分の200mだけということです。美しい山々に囲まれ、きれいな川の水が流れている小渋川にリニアの橋梁がかかるのかと、想像するのが辛くなりました。村落では、子どもも大人もおじいちゃん、おばあちゃん、牛やペットものんびり暮らしています。南アルプスに穴をあけてトンネルを掘るなんて絶対止めてほしい!と、叫びたかった。

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2人の議員は、「私たちの周りからは、リニア推進を求める声は聞こえてこない」と言われたように、住民の多くは、できることなら自然を壊したくない。リニアはいらないと思われているのではないでしょうか。そんなことを感じた昨日の視察でした。

河本明代議員と北島千良穂議員には、本当にありがとうございました。これからもご一緒にがんばりましょう!!

 

2016年11月 6日 (日)

非核平和行政推進を  愛知の平和団体が県に要望

愛知県の原水爆禁止県協議会、非核の政府をもとめる愛知の会、安保破棄県実行委員会、県平和委員会の4団体は2日、県と懇談し、非核平和行政の推進を求めました。

私も、下奥奈歩議員と一緒に同席しました。

要請は ◇ヒバクシャ国際署名の支持・賛同   ◇「人間と原爆」パネルの購入と展示
     ◇非核平和都市宣言の決議      ◇政府に核兵器禁止条約の交渉開始要請
     ◇被爆者支援の強化   ◇航空自衛隊小牧基地の機能強化反対 
     ◇名古屋港、三河港、衣浦港への軍艦入港の中止ーなどです。

沢田昭二県原水協理事長は、国連が核兵器禁止条約の締結交渉を来年開始する決議案を採決したことに触れ、「核兵器廃絶は世界の流れ。私たちも非核平和行政の推進に県と協力して運動をすすめたい」とあいさつされました。

県担当者は 「非核平和への思いは同じ。要請を受け、何ができるのか検討していきたい」と答えました。

参加者からは 「中学の修学旅行は東京が大半。平和教育のため日程に東京都江東区にある第五福竜丸展示館を入れてほしい。高校も被爆や戦争について学べる修学旅行にすべき」 「戦争に関する資料館のイベントで被爆者体験を語る会や被爆証言ビデオ上映の実施を」と求めました。

県担当者は 「第五福竜丸展示館の訪問はいいことなので検討する。以前は北海道も多かったが、最近は広島、長崎、沖縄が増えている」 「被爆者証言ビデオ上映は検討したい」と答えました。

また、県営名古屋空港の米軍機着陸回数が2013年13回、14年13回、15年24回と増えていることが明らかになりました。

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2016年11月 3日 (木)

愛知県議会健康福祉委員会県外調査

10月26日~28日、愛知県議会健康福祉委員会の県外調査に参加しました。

1日目の報告です。

1 九州国際重粒子線がん治療センター(佐賀県鳥栖市)

初日の26日は、九州国際重粒子線がん治療センターへ。平成25年5月に開設した施設で、重粒子線をがん細胞に照射するため、患者への負担が少なく、短時間での外来治療が可能。対象となるがんは、頭蓋底腫瘍、頭頸部がん、肺がん・肝がん・膵臓がん・腎臓がん・直腸がんの再発、前立線がんなどで、食道がん・乳がん・子宮がんは臨床試験中ということです。

年間650人の患者を受け入れている。新幹線「新鳥栖駅」前に立地のため、九州はもちろん全国からアクセスしやすい場所にあるため。一人当たりの治療費は平均314万円(保険外のため)。診察・検査・薬代は保険給付があるそうです。重粒子線のセンターは150億円で、陽子線の半分だと説明ありました。

2 佐賀県議会(佐賀県佐賀市)にてがん対策事業の取り組み

次は佐賀県議会にて、がん予防、相談支援、先進医療受診環境づくりなど佐賀県におけるがん対策事業の取り組みについて調査しました。

佐賀県は、C型肝炎ウイルスキャリア率が全国で一番高く、肝がん租死亡率も16年連続ワーストだったことから、平成26年3月に、佐賀県がんを生きる社会づくり条例を制定し、がん対策を進めてきました。(肝疾患センターの設置、県独自の助成制度の実施、肝炎コーディネーターの養成・活用、ターゲットにあわせた啓発活動)。

また、女性特有のがん対策を、条例第18条で設けて、ピンクリボンキャンペーンや母の日(5月)とピンクリボン月間(10月)の街頭キャンペーン、レディースデー検診の実施を行っています。

驚いたのは、子どもたちの40年先の胃がんリスクを取り除きたい~と、県内の全中学校の3年生を対象にピロリ菌検査を実施、要治療の生徒の除菌治療費を助成していることです。

☆☆☆実は、私は今年の健康診断でピロリ菌が見つかったが、一回目の除菌治療で菌がなくならず、2回目の除菌治療を行いましたが、2次検査を受けていなかったので、早速本日2次検査をしてきました。検査結果はまだ先になりますが、ピロリ菌検査は、健康診断で見つかったため、保健医療には入らず、検査費用も薬代も実費負担となっていますので、佐賀県の対応には驚きました。子どもたちの40年先の胃がんリスクを取り除きたいということですが、私は、これまでピロリ菌についてあまり関心をもっていなかったので勉強になりました。健康な人生を送るためにも必要なことだと思いました☆☆☆

2日目の報告です。

3 大牟田市議会(福岡県大牟田市)では先進的な認知症ケアコミュニティが

佐賀県から大牟田市までパスで移動し、大牟田市議会へ。ここでは、認知症の正しい理解と誰もが支え合って暮らすことができるまちづくりを目指し、認知症コーディネーター養成、徘徊模擬訓練等を福祉・医療・介護・地域・行政が行っている。この地域認知症ケアコミュニティ推進事業での取り組みについて調査しました。

大牟田市では、平成13年11月に、大牟田市認知症ケア研究会を発足させ、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。その様子を分かりやすいパワーポイントで学びました。

○まずは訓練名称から“徘徊”をはずし、地域住民と一緒に考え、理解を深めていく。

○認知症の当事者の想いをくみ取り、認知症の人の人権を守り、地域で支えるよう模擬訓練の実施をまちあげて取り組む。(大牟田市地域認知症サポートチーム)

○子どもたちにも理解を深めようとわかりやすい絵本をつくり、広めています。(絵本を買ってきました)

その本を読んで改めて思ったのは・・・・私の母は7年前、87歳で、父は今年8月95歳で亡くなりましたが、2人とも認知症ではなかったが、物忘れや、理解力が減ってくるため、「どうして分からんの」なんて、時には言ってしまったことを反省しました。2人とも私たち家族を支えてくれていたのに・・・・

4 福岡市立こども病院(福岡県福岡市)

次に、福岡市にある福岡市立こども病院を訪問。小児医療部門と感染症部門を柱に治療が困難な患者を対象として診療を行う高度専門の医療施設。「こどものいのちと健康をまもる~すべてのこどもと家族の明るい未来を願って~」を基本理念に掲げ、子どもの人格を尊重した取り組みを推進しているこども病院の概要について調査しました。また、遠方からの入院患者へのサポートなどの取り組みについても調査しました。

こども病院に入院し治療を受けながら学ぶ小・中学生のために院内学級と呼ぶ、小学校・中学校が開設されていました。小学校はひまわり学級と呼び、1年生から6年生まで複数の学年のこどもたちが集まり、一緒に学習しています。「ひまわり」に負けないくらい明るい子どもたちの笑顔が輝く教室です。

中学校はあらぐさ学級と呼び、名前のように自分の病気に負けず、仲間と生活していく中でたくましく育ってほしいという願いが込められています。学習は前籍校と連絡を取りながら工夫して行っています。とても明るい雰囲気で過ごしていると説明をうけました。

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ドナルド・マクドナルド・ハウスふくおか(ふくおかハウス)という名の施設も視察しました。

この施設は、自宅から遠方の病院に入院している子どもと、その付き添いの家族が利用できる滞在施設で、我が家のようにくつろげる第2の家です。このふくおかハウスは、福岡市立こども病院の敷地内に建てられ、16家族が滞在することができます。キッチン、リビング、ダイニング、そしてプレイエリアも備わった大きな家です。

ハウスの運営は、地域のボランティアによって支えられ、身の回りの掃除や食事は利用者が行うが、利用家族がゆっくりとくつろげるような家づくりのサポートをしているのはボランティアさんです。運営費は個人や企業からの募金や寄付によってまかなわれているそうです。その日も、数人の男性陣がカレーライスをつくっていました。こどもの病気に負けないように、本人も家族も癒されるように努めていると説明してくださいました。

P1060797           こどもハウスで調理するボランテイアのみなさん

5 九州大学先端イノベーションセンター(福岡県福岡市)

最後の3日目は、九州大学先端イノベーションセンターを調査しました。

研究開発を行う大学及び企業と臨床試験を行う病院が連携し、先端医療の実用化を目的とした施設です。共同研究体制の構築、国産競争力を有する技術の保持・発展を図り、先端医療開発の国際的根拠となることを目指しており、これらの取り組みについて調査しました。

この施設は2011年開所され、大企業・中小企業と連携して共同研究を行い、先端医療の商品化まで行うもので、「大学の研究を社会に送り出すこと」を使命としています。遠隔手術支援ロボット、超音波診断ロボット、内視鏡外科手術トレーニングセンターなどの説明を受け、施設を視察させていただきました。

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2016年11月 1日 (火)

母子生活支援施設「厚生会館愛のホーム」が生まれ変わりました

母子生活支援施設「厚生会館愛のホーム」が改築され、本日竣工式が行われました。

社会福祉法人名古屋厚生会の黒田文雄理事長は、ごあいさつのなかで、昭和20年財団法人が設立されて以来、母子寮、保育園、学童保育、知的障害者通所授産施設、名古屋市五条荘管理受託、障害福祉サービス事業所を次々と開設されてきた歴史について述べられました。

さらに法人の歴史は大正時代に翻るほど古く、地域の生活実態から保育活動をおこなってきたことが始まりだったそうです。

私は、幼い時からこの地域で育ち、厚生会館の保育園の卒園児であり、当時の母子寮には友人もいました。

 西区の議員を代表して、お祝いのあいさつをさせていただきました。

私は、来賓のあいさつで、厚生会館保育園には、運動会や生活発表会、卒園式などにお招きいただいているが、熱心な保育実践がされていること。「愛のホーム」では以前、クリスマス会に参加させていただき、お母さん方や子どもたちが仲良く楽しそうにしていた姿に感動をしたこと。をお話ししました。

そして「愛のホーム」については、社会福祉法人名古屋厚生会の人権尊重を趣旨とする基本理念のもと、母と子の権利と尊厳を大切にする施設であり、児童福祉法第38条に基づき、地方自治体は、入所された母親と子どもを保護し、よりよく生きることを保障しなければならないと、厚労省の運営指針で定められています。

入所者の多くは、夫からのDV被害者です。夫から逃れてようやくたどり着いた「愛のホーム」で、安心して子育てや仕事をし、生きがいをもって自立をしていただくためにはさらなる行政の支援が必要だと考えます。

内覧会では、施設を見せていただきましたが、30世帯のうち、子どもの多い多世帯向きの部屋もありました。また、キッチンや浴室、トイレなどもとても清潔で、使いやすい間取りになっていました。また、心理療法室や相談室も設けられており、きめ細かな配慮に安心しました。12名の職員紹介もありました。

私たち、県議会・市議会の議員は、これからも子育て支援や、「愛のホーム」が母子生活支援施設として、母と子が安心して暮らせるよう、地域からも信頼される大切な施設として、より良くするために力を尽くすことをお約束して、本日の「愛のホーム」の竣工式のお祝いの挨拶をさせていただきました。

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1477971885126                      箱庭療法を行なう心理療法室で

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