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2016年9月 1日 (木)

愛知県第3回子どもの貧困対策検討会議が開催

 本日、愛知県第3回子どもの貧困対策検討会議が開催され、傍聴しました。

 本日の議題は、

 (1) 対象児童の抽出方法について

 (2) 質問票と仮設設定について

 第2回の検討会議にて、子どもの貧困調査について「対象児童の抽出方法」について議論が行われました。その結果を踏まえて、対象となる学校及びクラスは、県が無作為抽出により指定する。ということに決まりました。

 調査票については、第2回の検討会議での要望を受け、日本語および外国語(英語、ポルトガル語、フィリピノ語、中国語)に翻訳したものを、該当する子どもと保護者に配布することになりました。

 その後、質問項目について、検討委員のみなさんから提案があり、それに対して、活発な議論が行われました。

 質問項目作成の基本方針については、貧困指標だけでなく、貧困に影響を与える原因や、貧困がもたらす結果に関する指標も入れる。貧困の原因や結果を把握することにより、政策につなげることが大切。

 親の貧困指標には、世帯・個人所得・食料医療困難・支払い困難などが提案されましたが、他の委員より、「消費者金融」を加えるよう提案がありました。親が生活や仕事に困って金策に駆けずり回っているという深刻な実態も出されました。

 貧困状態については、長い間継続しているものと思われる、過去5年、10年についても聞くことが必要。
貧困による親のストレス、育児ストレス、病気、親の孤立、育児、家事、仕事の両立困難度や経済的困難度についても質問項目をどうするのか話し合われました。また、親の貧困への対応について、経済的に困ったとき、あなたはどのような対応をとるのか?については、第一に、「公的機関に相談に行く」という項目があげられており、委員からは、支援制度の充実が必要という意見が出されました。私は、本当うそのとおりですと心の中で賛同していました。

 たくさんの議論がありましたが、私は、子どもの貧困は、親の貧困が大きな原因ではないかと思います。親が子どもを安心して生み育てることができるよう、安定した仕事が保障されること、安心して子育てができるよう保育園の充実や、子どもの医療費無料化などを充実させる。さらに安心して教育が受けられるよう、就学援助制度の改善や学校給食の無料化など、すべての子どもたちが、毎日を生き生きと過ごせるような土台づくりをするのが地方自治体の役割ではないかと、本日の検討会議の議論を聞きながら、改めて思いました。

 とても熱心で子どもたちに温かい眼を注いでおられる検討委員の先生たちが、真剣に子どもの貧困調査に取り組んでおられる様子が手に取るようにわかり、とても力強く感じています。次回も楽しみにしています。

 

 

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