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2016年7月14日 (木)

名古屋市バス運転士 山田明さんの公務災害認定逆転勝利判決!

 昨日開かれた、名古屋市バス運転士 山田明さん 公務災害認定闘争勝利報告集会”に参加しました。

 山田明さんが焼身自殺を図り、自ら命を絶ったのは、2007年6月13日でした。ご両親は理由が思い当たらず、交通局野並営業所に「仕事で何かあったのはないか」と尋ねましたが、営業所長の回答は「私どももつかめておらず当惑している」というものでした。

 2年前の2005年5月には、JR西日本福知山線の大変な事故が起こりましたが、ダイヤどおり走行しないなど問題を起こした運転士が「日勤教育」といわれる過酷な教育を受けさせられることが明らかになり、社会問題となっていました。

 その当時、私は、土木交通委員会の担当委員として「市交通局では、問題を起こしたといわれる、市バス乗務員の教育をどのようにしているのか。JR西日本のようなことはないのか」と質しましたが、交通局は、「決してJRのような懲罰的なことはない」とはっきり答弁しました。

 ところが2年後に、山田明さんが自殺されたのです。亡くなった後、明さんのパソコンから「上申書」「進退願」が見つかり、上司からイジメ・パワハラと思われるような指導を受けていたことが明らかになったのです。

 わたしは、胸が張り裂ける思いで、実際に「研修」を受けた運転士さんらから実情を伺いました。「5~6人ぐらいの指導官から、威圧的に退職を迫られた。それ以後、乗務していてもそのことで頭がいっぱいで、うつ状態が続いた」と語ってくれました。

 そこで私は、2008年3月4日、2月議会の代表質問で、「研修」を受けた運転士さんたちから、私がお聞きした実態を明らかにして、「リフレッシュ研修」と称して、こんな研修が日常的におこなわれていたら大変な問題ではないか。実態把握をしているのか、今後どんな対策をとるのか」と交通局長に質しました。

 局長の答弁は、全く市バス乗務員を温かく見守るものではなく、「リフレッシュ研修」を受けるのは、自らが問題があるからだと言わんばかりの、とても許せないものでした。そして、「バス乗務員として初心に返り再スタートしてほしいという願いから業務に関した研修であり、JR西日本の懲罰的な意味合いをもつ、いわゆる日勤教育とは全く異なる」と答えました。

 ご両親は、明さんが亡くなったのは職場での出来事にあると、2008年7月、基金名古屋支部に公務災害認定請求し、それから9年間、長きにわたり、水野幹男弁護士をはじめ、「支援する会」の皆さん、そして毎日放送の奥田さんらが、ご両親を支えながらたたかってこられたのです。

 9年前の事件のあと、私もご両親にお会いして、息子さんが自殺に追い込まれた問題を明らかにしなければならないと、交通局の研修のあり方や、市バス民営化、若年嘱託職員の導入、職員の20%もの給与カット問題など、まさにブラック職場の問題を議会で取り上げてきました。

 昨日は、ご両親が、明さんが元気にオートバイに乗っている遺影を掲げて、晴れ晴れとして一緒にたたかってきた仲間のみなさんに、お礼のご挨拶をされるなど、とても感動的な公務災害認定闘争勝利報告集会でした。

 私も、本当に長い間のたたかいが実ってよかったと、心からお祝いの挨拶をさせていただきました。ご両親は、緑区で年金者組合の会員として活動されているそうで、これからは穏やかにゆっくりと人生を楽しみたいといわれたことが心にしみています。本当におめでとうございました。


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