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2016年6月 3日 (金)

西知多道路・国際展示場・中部空港2本目滑走路と無謀な開発体感

 中部国際空港が開港して12年目をむかえました。開港時の2005年こそ、愛知万博もあってか、旅客数は1200万人を超えましたが、5年後には1000万人を割り、2015年は1010万人に少し伸びていますが、名古屋空港ピークの約1100万人を下回っています。

 ところが、中部空港に2本目滑走路をつくろうと、大村知事を会長とする建設促進期成同盟会が、名古屋港をしゅんせつした土砂で空港島沖を埋め立て、第2滑走路にしようとしています(建設費1700億円)。

 また、県は土地代を含めて650億円もかけて、空港島に約6万平方メートルもの国際展示場を計画しています。

 そのため、県は新たな道路が必要として、西知多道路を1400億円もかけて建設しようとしています。

 そこで、県議団は昨日、西知多道路・国際展示場・中部空港2本目滑走路と、無謀な開発を体感をしてきました。

 午前10時に県庁を出発し、渋滞もなく西知多産業道路を順調に走りました。県は産業道路を2車線増やし、その先を新設し、常滑市の知多横断道路につなぐ「西知多道路」の建設を計画しています。

 私たちは、元党知多市議の中村祐次さんの案内で、新設予定地を走りました。お天気もよく、緑豊かでゆったりとした景色を見ながら説明を受けました。道路新設予定地で立ち退きとなるい家屋は5軒あり、道路予定地のすぐ近くには小学校もあり、「遮音駅が必要だ」と心配の声をあげていました。

 中村さんは、「バイパスなら知多半島道路もある。今ある道路で十分」と語っていましたが、全くその通りだと思いました。

 その後、常滑市議の西本真樹さんといっしょに、空港島の対岸の「前島」に、進出した「イオンモール」や「コストコ」など大型店舗の駐車場は一杯でしたが、やはり渋滞は全くありません。

 国際展示場予定地は、整地が進み測量している様子がみられましたが、愛知県も名古屋市も国際展示場を作る計画です。こんな広い展示場が果たして必要なのかとても疑問に思いました。

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国際展示場予定地で測量らしきことが行なわれていた

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空港の駐車場屋上から国際展示場予定地をみる

 次に中部空港のスカイデッキから第2滑走路が予定されている空港島の西南沖を視察しましたが、すでに、名古屋港のしゅんせつ土砂捨て場として、2020年度をめどに処分場を設置し、3800万立方メートルの埋め立てを開始するといわれています。

 需要も増えていないのになぜ第2滑走路が必要なのか、それは国際空港だから「完全24時間化」が必要とか、メンテナンスのためなどの理由をつけていますが、滑走路のメンテナンスをするのは週9時間だけです。

 さらに西本市議は、第2滑走路の予定場所は、豊かな漁場となっており、埋め立てが始まれば、魚が取れなくなってしまうと嘆いていました。

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スカイデッキから2本目滑走路の予定地をみる。

 現地を視察して改めて思ったのは、まさに「開発先にありきの需要予測になっていたのでは」・・・。

 今後の事業費などを考えると、「無謀な開発」そのものだと思いました。

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