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2016年2月 2日 (火)

障害児に教育権の保障を 学校長「県の教育予算を増やすしかない」

 県議団は春日台特別支援学校を視察し、校長や教頭先生らからお話伺いました。

 幼稚部、小学部、中学部、高等部に450人も通学するマンモス校です。

 理科室や美術室、音楽室、放送室など特別教室は全て普通教室に転用されていました。

 そのため、音楽の授業なども普通教室で行うことになり、隣の教室への配慮をするなど苦労しているということでした。

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         教室が作業室に

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                 教室を作業室にするため机が廊下に

 

 それでもまだ教室は足りず、校長先生が「究極の場所を案内します」と案内されたのは、大きな食堂でした。小学部・中学部の子どもたち250人が一同に集まって頂くことができます。
 何とその一角を間仕切りして中学部の普通教室が2室も作られていました。今日はランチタイムも終わっていたので静かでしたが、配膳の音が「ガタガタ」と時折響くたびに、生徒たちは落ち着かないそうです。

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              食堂を間仕切り、普通教室に

 しかし、それでも足りなくて、今年度には図書室に間仕切りを入れて教室にしていました。そのため先生方の本を入れる場所がなくなったそうです。

 廊下や踊り場にはいろんなものが積まれていたり、更衣室も廊下をカーテンで仕切るなどで安心して着替えられないのではと思いました。

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       廊下をカーテンで仕切った更衣室

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                 木工室で、高等部の授業を参観

 昭和44年に愛知県心身障害者コロニー条例により設置、開校されましたが、もともと児童養護施設としての建物ということで、学校規模の水準に満たないのかと思いました。

 緑の中に建てられており、夏は涼しいですが、冬は大変です。暖房は、ボイラーで沸かしたお湯をパイプに通して蒸気で部屋を温めるというのですが、この設備も古く、今はほとんど効果もなく、子どもも教師も上着をきて過ごしているそうです。

 トイレも県立高校に負けないぐらいの古さで、「なんとかならないかしら」と先生がつぶやいていました。

 「とにかく県の教育予算を増やすしかありません」と、校長がはっきりと言われました。私は、「そのとおりですね」と応えました。

 県政の視点を変えるべき

 愛知県はお金がないわけではありません。使い方がおかしいのです。

特別支援学校の予算について、文科省の資料を調べてみました。生徒一人当たりの特別支援校費では、愛知県の予算は、一人当たり、532万5103円で全国46位。全国トップの福井県の1074万1590円の半分、全国平均726万4104円の7割程度です。

 愛知県が子どもたちの教育にもっともっと力をいれるべきだと思います。

 小学部・中学部・高等部の子どもさんたちにお会いましたが、だれもが、「こんにちは!」と元気よくあいさつしてくれ、楽しそうに学んでいたこととても嬉しく思いました。先生方の愛情を一杯受けているのだなと感じました。

お忙しい中、私たちの視察に丁寧に対応してくださりありがとうございました。

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