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2015年11月 2日 (月)

愛知県議会健康福祉委員会県外調査2日目の午後・3日目午前

 県外調査2日目の午後は、医療法人KNI北原国際病院(東京都八王子市)の調査です。

 この病院は、入院患者の家族が病院内でボランティア活動をすることにより入院費用の一部を免除する家族ボランティアシステムや、ボランティア活動の対価として病院内で使用可能な地域通貨の導入など、地域社会と連携した新たな医療の取り組みや、医療の輸出産業など、革新的な取り組みを推進しています。

 医療法人社団 KNI理事長の北原茂実脳神経外科の先生から2時間に及び講演をしていただきました。

 先生からは「世のため人のため、より良い医療をより安く」、「日本の医療を輸出産業に育てる」の2つの経営理念に掲げて歩んできた。医療や教育を通じた地域の活性化、海外進出による日本医療の再生や日本経済の発展に貢献できるようにしたい等々多岐にわたり熱く語って頂きました。

 3日目の午前中は東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設を調査しました。「通称:Twins (ツインズ)」

 この施設は、平成20年4月に創設された東京女子医科大学と早稲田大学による研究教育拠点。医工連携及び産学官の新しいモデルとして、ロボティクステクノロジー(人口心臓・医療用手術支援ロボット等)や、細胞シート再生医療技術の開発など、最先端の生命医科学の研究・実用化を推進しているところです。

 梅津光生早稲田大学先端生命医科学センター長から講演いただき、センター内を案内していただきました。

 工学博士で医学博士である梅津光生先生は、「医学と理工学の融合で最先端医療に光を」というのが、センター発足の目的と言われました。梅津先生は、人工臓器の開発を中心に30年以上も携わってこられ、「たとえ医療の現場に行っても、医療の便利屋になってはいけない。エンジニアとして胸を張って医者のグループを引っ張っていくような仕事を、それが医学に対して工学が果たす役割だと考えている」と根本的なお話をされたことが印象的でした。

 その後、センター内を案内していただき、医学実験室や先端医療機器がところ狭しと並んでいる数々の部屋には、補助人工心臓駆動装置もあり、生命を維持することの神秘性にとても感動しました。

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初めての県議会健康福祉委員会の県外視察は、ロボットやタブレット端末など先端科学を医療や介護、教育分野に活用している現場を。そして、医療の分野では患者や家族から満足してもらえる医療を目指すために、医療や教育を通じた地域の活性化や海外進出による日本医療の再生などに取り組んでいる病院の活動を。

さらには、先端生命医科学の研究施設を視察させていただくなど、これまでの経験にはない分野を調査させていただきました。

3日間の視察を通して、先端医療や先端科学の発展には多くの研究者の長年の努力が積み重ねられていることを痛感しました。そして改めて、そういう研究成果を真に人間の命を守り、人として人間らしく生きていくために使われることが原点にあることを学ぶことができて良かったと思いました。

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