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2013年2月16日 (土)

沼津港大型展望水門「びゅうお」を視察 

 南海トラフを震源とする地震・津波の発生が危惧されているなか、ゼロメートル地帯をかかえる名古屋市にとって水際の防災対策は大変重要です。

 そのなかでも、名古屋港管理組合や愛知県が管理する堀川口・中川運河・日光川の3つの水門は、改修および改修に向けた調査が行われています。

 そこで、東海地震に備えた対策が早くから取り組まれている静岡県の防災行政が参考になります。静岡県沼津土木事務所が管理運営する沼津港の大型展望水門「びゅうお」を、昨日党市議団の山口清明議員、事務局のメンバーといっしょに視察・調査してきました。
 連絡橋のなかで、沼津土木事務所港湾課の加藤さんらに説明をしていただきました。

 「びゅうお」は総工費43億円かけて、平成16年に完成した日本一の巨大水門。東海地震などにより発生が予想される津波から、沼津市内(50ha)の住民の生命と財産(約9千人)を守るために、沼津港の外港と内港を結ぶ航路上に設置された水門です。

 水門は地震計と連動し、震度6弱程度を感知した場合、赤色灯とサイレンによる警報(2分)の後、扉が自動降下(3分)する自動制御システムとなっています。
 このように、5分以内で水門を閉めることができるというものですが、実際にはまだ自動制御システムは使われたことはないそうです。 通常は、手動で閉めるのもあけるのも30分かけで行い、チリ沖地震、東日本大震災のときも手動だった、また、台風時にも閉めるのは年1から2回ということでした。
 扉体は幅40mもあり、高さ9、3m、重量約410tもあり、シェル構造ゲートといって鉄を両面からステンレスではさむというもので、その巨大さに目を見張りました。

 水門は、機械室や連絡橋が地上30mの高所であることから、360度眺望可能(富士山や駿河湾)な展望回廊を併設し、沼津市の観光振興に貢献しているということでした。
 昨日はあいにくの雨で残念でしたが・・・

名古屋港の水門は? 

 さて、名古屋港の水門の管理運営と機能強化はどうでしょうか。とくに水門の管理運営の体制ですが、堀川口水門では24時間体制への移行にあたり直営では人員の配置が困難ということで、業務委託化がおこなわれましたが、混乱が生じているようです。水門のあり方というより、管理運営体制を十分なものにしていくことが求められていると考えます。

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